朝鮮人参と効果や副作用について

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朝鮮人参の性味は甘味ですが、後から若干の苦味が残る形となります。有効成分になるのは、サポニンの仲間となるジンセノサイドで、血糖降下や滋養強壮などの効能があります。これらの成分は人参サポニンとも呼ばれ、漢方的な補気の作用を支える成分として注目されてきました。

本来の朝鮮人参は、野生の状態で収穫されていましたが、乱獲の影響で一時は激減することになりました。李氏朝鮮の時代に栽培が始まり、安定した状態で供給されるようになりました。野生種のほうが薬効が強いのですが、6年もかけて栽培された朝鮮人参であっても、有効成分の働きは十分に有しています。

朝鮮人参のエキスを抽出したものには、韓国特産となる人参茶もあり、日本でも愛用されています。人参茶を作るときには、消化を助けるために水飴を加えることも賢い方法です。料理で朝鮮人参を使うときには、鶏肉やアサリなどのスタミナ食材と合わせれば、気を補う力が相乗的になります。

漢方や中医学の伝統的な考えでも、朝鮮人参には数種類の効能があり、最初には気を大いに補うことが重要となります。次には脾の機能を養って、肺の状態も改善することで、消化器や呼吸器の健康も促進する働きがあると考えられています。さらに、高熱によって引き起こされる口渇や多汗を癒やし、体を健やかな状態に保ちます。精神状態が不安定なことが影響して、動悸やストレスが激しい症状に対しても、安神の作用が働いて改善する仕組みです。

朝鮮人参を服用した後には、お腹を中心にして体が強く温まり、ほてりを感じることがあります。消化器系に不安がある人の場合には、吐き気などを感じることもあります。体力や胃腸が弱っている人が使う場合には、十分な注意が必要になります。性味が甘味のために滋養強壮の力が強いですが、温性でもあるため、漢方薬では他の生薬を使ってバランスが整えられています。朝鮮人参だけを利用する場合には、自らの体質や体力に考慮して、ときには漢方の専門家と相談することも大切です。

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